ぜんざいは、冬の甘味のひとつで、小豆を砂糖で煮たものにお餅を入れたスイーツです。
出雲地方では、旧暦の10月「神在月」の神事に振舞われた「神在餅(じんざいもち)」が出雲弁で訛って「ぜんざい」として伝わったとも言われています。
また、島根県の東部や鳥取県の海岸部の地域では、お正月に「小豆雑煮」というぜんざいに似た雑煮を食べる風習があります。
小豆ともちの組み合わせは、県民にとって親しみのある味わいです。
作り方
材料(2人分)
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小豆(乾燥):100g
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砂糖:80g〜100g(お好みで調整)
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塩:ひとつまみ
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水:適量
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お餅:2〜4個
作り方
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小豆の下準備
小豆をさっと洗い、たっぷりの水で一度沸騰させます。その後、茹で汁を捨て、新しい水を加えて柔らかくなるまで茹でます。 -
煮込む
小豆が柔らかくなったら、砂糖と塩を加えてさらに煮込みます。味を見ながら砂糖の量を調整し、甘さを整えます。 -
お餅の準備
お餅を焼くか、茹でておきます。 -
盛り付け
器に煮込んだ小豆を盛り、お餅を添えて完成です。
ぜんざいを作る際に重要なのは、小豆をじっくり煮込んで柔らかさと甘さを引き出すことです。これにより、ぜんざい本来の優しい味わいを楽しむことができます。